本記事は楽天アフィリエイトの広告リンクを含みます。価格・ポイント倍率は掲載時点のもので、変動します。

電気毛布とこたつ、暖房費の安い順に並べる

冬の電気代で多い失敗は、「一人でいる時間もエアコンで部屋全体を暖める」ことです。体の周りだけ暖めればいい場面では、電気毛布とこたつが圧倒的に安くつきます。感覚ではなく、まず数字で安い順に並べて、それから使い分けを考えます。

先に結論

  • 在宅ワーク・ソファで過ごす電気毛布(ひざ掛けタイプ)が最安です。1時間1〜2円で、暖める範囲と金額が釣り合います。
  • 食事や家族のだんらんこたつ。複数人で同時に入れば、一人あたりの暖房費はさらに下がります。
  • 就寝時電気毛布。ただし就寝中は弱運転かタイマーで切るのが前提です。

安い順に並べる:計算式つき

電気代は消費電力(kW)×使用時間×31円/kWh(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算します。電気毛布はシングルで強56W・弱33W程度、こたつは温度調節が働くため実際の消費は弱で100W前後、強で200〜300W程度が目安です。

暖房のタイプ 消費電力の目安 1時間の電気代 暖まる範囲 総合
電気毛布(強) 約56W 約1.7円 体のみ ◎
こたつ(弱〜強) 約100〜300W 約3.1〜9.3円 下半身+同席者 ○
セラミックヒーター(強) 約1200W 約37.2円 周辺のみ △
エアコン暖房 約130〜1200W超 約4〜38円 部屋全体 ○

電気毛布(強56W)の計算は、0.056kW×1時間×31円=約1.7円です。1日6時間・冬の4か月(120日)使っても、0.056kW×6時間×120日×31円=約1,250円。こたつ(弱100W)なら同条件で約2,232円、強300Wでも約6,696円です。エアコンやセラミックヒーターの主暖房とは、シーズン単位で桁が1つ違います。

電気代は消費電力と使う時間の掛け算でしか増えない。56Wの電気毛布が1時間約1.7円で済むのはこの式の帰結で、暖める範囲を絞るほど金額は小さくなる。
電気代は消費電力と使う時間の掛け算でしか増えない。56Wの電気毛布が1時間約1.7円で済むのはこの式の帰結で、暖める範囲を絞るほど金額は小さくなる。

こたつの消費電力で注意したいのは、カタログの定格(300〜600W程度)と実際の消費が違う点です。こたつはサーモスタットでヒーターを断続運転するため、庫内が暖まったあとの実消費は定格よりずっと小さくなります。定格の大きさで電気代を心配する必要はありません。

なぜ安いのか:暖める範囲が違うだけ

電気毛布とこたつが安いのは、性能が高いからではなく、暖める対象が小さいからです。エアコンは部屋の空気全体を暖めますが、電気毛布は体表、こたつは布団の中の空間だけを暖めます。暖房費は「どれだけの範囲を暖めるか」でほぼ決まります。

つまり、比較には前提があります。家族が部屋のあちこちで過ごすなら部屋全体を暖めるほうが合理的で、一人で座って過ごす時間が長いなら範囲の小さい暖房が合理的です。安い順の表は「体だけ暖めれば足りる場面」でのみ意味を持ちます。

組み合わせも有効です。エアコンの設定温度を1〜2℃下げ、足りない分を電気毛布やこたつで補うと、快適さを保ったまま総額を下げられます。エアコンの暖気は天井付近に溜まり、足元が寒いから設定温度を上げる、という悪循環が暖房費を押し上げます。サーキュレーターで暖気を循環させると、設定温度を上げずに足元の体感を改善できます。選び方は次の記事にまとめています。

あわせて読む"サーキュレーターの選び方|風量・静音・首振りの基準"

使い分けと、選ぶときの注意

電気毛布は「敷く」「掛ける」「ひざ掛け」の3タイプがあります。在宅ワークにはひざ掛けタイプ、就寝には敷くタイプが定番です。就寝時は低温やけどを避けるため、弱運転にするか、就寝前に温めて入眠時に切る使い方がメーカー各社の推奨です。タイマーつきなら切り忘れも防げます。肌に長時間触れるものなので、丸洗いできるか、ダニ対策モードがあるかも必ず確認してください。

こたつはテーブルとしての使い勝手で選びます。ヒーターの方式より、天板のサイズと高さ、布団の洗いやすさのほうが満足度を左右します。一人暮らしなら幅75cm前後の正方形、家族なら105〜120cmの長方形が目安です。片付けの手間と設置面積は、電気毛布にない負担として織り込んでください。「こたつから出られなくなる」という生活面の副作用も、レビューで最も多く語られる点です。

山善 こたつセット 75×75cm 正方形 布団セット75×75cm・正方形・こたつ布団洗える
9,999円〜
楽天市場で見る

買うタイミング

電気毛布もこたつも11〜12月に需要が集中し、春先に在庫処分で下がります。来シーズン用と割り切れるなら2〜3月が安く、今シーズン使うなら寒くなる前の10月が無難です。電気毛布は数千円、こたつ布団やひざ掛けも手頃な価格帯のため、楽天の買い回りの店舗数稼ぎと相性のよい商品です。お買い物マラソンやスーパーSALEの期間にまとめると、ポイント倍率の分だけ実質負担を下げられます。年間の電気代で家電を見る考え方は、冷凍庫の記事でも同じ計算をしています。

あわせて読む"楽天の買い回りで10店舗を無理なく埋める方法"
あわせて読む"小型冷凍庫の電気代はいくらか"

本記事は各メーカーの公開仕様と楽天市場のレビューをもとに構成しています。編集部が実機を保有していない製品については、その旨を明記しています。電気代は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(2022年改定)で計算しています。価格・在庫・ポイント倍率は変動しますので、購入前に販売ページでご確認ください。

同じカテゴリの記事