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ボディソープと固形石鹸、コストで比べる

ボディソープと固形石鹸のコスト比較は、1本と1個の値段を見ても答えが出ません。1回に使う量がまったく違うからです。1回あたりの単価に直して比べると、固形が安くなりやすい構造と、その差を打ち消す手間のコストが見えてきます。

先に結論

  • コスト最優先固形石鹸。1回あたりの単価が最も低くなりやすく、容器代もかかりません。
  • 手間とのバランスボディソープの詰め替え運用。単価は固形に譲りますが、泡立てと保管の手間がありません。
  • 時短優先泡タイプ。1回単価は上がりやすいものの、使用量が安定し、使いすぎによる無駄が出にくくなります。

1回あたりの単価を同じ式で出す

計算式はどのタイプでも共通です。

1回あたりの単価 = 価格 ÷(内容量 ÷ 1回の使用量)

実際の価格は変動しますので、仮の数字を置きます。液体ボディソープの詰め替え360mLを300円、1回をポンプ1押し3mLとすると120回分で、1回2.5円。固形石鹸90gを100円、1回を約2gとすると45回分で、1回2.2円。この仮定では固形がわずかに安い程度ですが、固形石鹸は複数個パックの単価が下がりやすく、実売では差が開く方向に働きます。

1本と1個の値段ではなく、価格を使える回数で割った1回あたりの単価で比べる。液体詰め替え約2.5円に対し固形石鹸約2.2円と、割った後の数字で初めて差の構造が見える。
1本と1個の値段ではなく、価格を使える回数で割った1回あたりの単価で比べる。液体詰め替え約2.5円に対し固形石鹸約2.2円と、割った後の数字で初めて差の構造が見える。

構造的な理由は水です。液体ボディソープは中身の大半が水で、容器や輸送のコストも水ごと運ぶ分に乗ります。固形石鹸は水をほとんど含まず、洗浄成分を凝縮した形です。同じ洗浄成分の量あたりで見れば、固形が安くなるのは自然な結果です。

  • 年間コストの目安(1人・1日1回):液体詰め替え 約900円、固形石鹸 約800円
  • 4人家族なら差は年間数百〜数千円の幅で開きます
  • 使用量が1.5倍になれば、コストもそのまま1.5倍になります

この計算でいちばん効く変数は、実は製品の単価ではなく1回の使用量です。ポンプを2押しする習慣なら、液体のコストは倍になります。まず自分の1回量を把握することが、タイプ選びより先です。

金額に出ないコストで差が縮む

固形石鹸の単価の優位は、使い勝手のコストで一部相殺されます。泡立てに時間がかかること。石鹸置きの水切りが悪いと溶けて減りが早くなり、ぬめりの掃除も増えること。小さくなった最後のかけらが使いにくいこと。溶け減りが大きい環境では、計算上の回数を下回ります。

液体側にも見えないコストがあります。詰め替え時にボトルを洗って乾かす手間、ポンプの劣化による買い替え、そして使いすぎです。泡タイプは中身を薄めてポンプで泡にする方式なので1回単価は上がりやすいものの、1押しの量が安定し、家族の使いすぎを抑えやすくなります。子どものいる世帯で泡タイプが選ばれるのは、時短だけでなく使用量の管理の面もあります。

タイプ 1回単価の傾向 手間 保管性 総合
固形石鹸 最も低い 泡立てと石鹸置きの管理 未開封なら省スペースで長期可
液体(詰め替え) 低〜中 詰め替えとボトル洗浄 袋はかさばるが扱いやすい
液体(本体のみ) 中〜高 最少 容器代を毎回払う形
泡タイプ 中〜高 最少 詰め替えの規格に注意

まとめ買いの上限は、どちらも緩い

ライオンは、ボディソープやシャンプーなどは未開封で製造から3年間品質が変わらないことを確認していると案内しています。固形石鹸も未開封なら長期保管に向く商品で、防災備蓄を兼ねられるほどです。洗濯洗剤の詰め替え(1年半)より条件は緩く、上限は期限ではなく、香りや使用感の好みが続くかどうかで決まります。目安は半年〜1年分。1人なら液体詰め替え2〜3袋、固形なら6〜12個です。保管は高温多湿と直射日光を避けてください。

使い切るペースの計算は、シャンプーと同じ式が使えます。1個・1袋がもつ日数を出し、半年で使い切れる数を上限にする。固形石鹸は1個あたりの単価が低いので、上限を超えて買っても損失は小さいのですが、香りつきの製品を長く置くと香りが弱くなることがあります。無香料や定番品を備蓄側、香りものを使う側と分けると、この問題を避けられます。

タイプの切り替えを検討している人は、ボトルや石鹸置きなどの周辺用品も含めて移行してください。固形に替えたのに水はけの悪い石鹸置きを使うと、溶け減りでコストの優位が消えます。逆に液体から泡タイプへの切り替えは、専用ボトルと詰め替えの規格が合っているかの確認が必要です。

買うタイミング

ボディソープの大容量詰め替えや固形石鹸の複数個パックは、税込1,000円前後で買い回りの1店舗に収まりやすい商品です。シャンプーや歯磨き用品と同じ店でまとめ、送料無料ラインに乗せるのが定石です。単価の計算はこの記事の式のまま、販売ページの内容量と価格を入れ替えれば使えます。

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品質保持期間に関する記述は、ライオン 製品Q&A「ボディーソープやシャンプー、リンス、トリートメントに使用期限はありますか。」(https://qa.lion.co.jp/faq/show/245)にもとづきます。記事内の価格・内容量・使用量・年間コストは計算のための仮定値です。洗浄力や肌への相性は製品と個人で異なり、本記事では評価していません。価格・在庫・ポイント倍率は変動しますので、購入前に販売ページでご確認ください。

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