「5と0のつく日まで待つ」という判断は、たいていの場合ペイしません。純粋に増えるのは+1倍で、月間の獲得上限は1,000ポイントだからです。2026年8月時点の楽天公式ページの条件をもとに、買い回りやワンダフルデーと並べて優先順位を出します。
先に結論
- 結論5と0のつく日だけを理由に、買う日を先送りする価値はありません。
- 使い方買い回り期間中の5・10・15・20・25・30日に日付を合わせる。併用できます。
- 優先順位買い回り>ワンダフルデー>5と0のつく日。上限の大きさが、そのまま順位です。
「ポイント4倍」の中身は+1倍です
楽天カードの公式ページによると、5と0のつく日の4倍は次の内訳です。楽天市場の通常ポイント1倍、楽天カードの通常分+1倍、楽天カードのSPU特典分+1倍、そしてキャンペーン特典分の+1倍です。
このうち前の3つは、5と0のつく日でなくても楽天カードで払えば付きます。この日にしか付かないのは、キャンペーン特典分の+1倍だけです。しかもこの特典分には、月間1,000ポイントという上限があります。
+1倍で1,000ポイントに届く買い物額は、税抜10万円です。対象は消費税・送料・ラッピング料を除いた金額と明記されています。つまり5と0のつく日から取れる上乗せは、月あたり最大1,000円分です。
運用上の注意も1つあります。エントリーは開催日ごとに毎回必要で、開催日以外にはエントリーできません。買う日にエントリーするのが確実です。開催日は毎月5・10・15・20・25・30日の0時から23時59分まで。2月は30日がないため、5回になります。
楽天プレミアムカードで+1倍、分割払いで最大+4倍を上乗せする枠もあります。ただし分割払いには手数料がかかります。手数料は支払回数で変わるため、ポイントより手数料が大きくなる場合があります。
実際にいくら違うのか
他の施策と並べます。楽天の「○倍」表記は通常ポイント1倍を含む数え方です。買い回りの公式ガイドも「10ショップ購入時のポイント10倍(通常ポイント1倍+期間限定ポイント9倍)」と書いています。ここでは通常1倍を除いた純増で比べます。
| 施策 | 純増の倍率 | 上限 | 税抜10万円での上乗せ |
|---|---|---|---|
| 買い回り 10店舗 | +9倍 | 7,000pt前後 | 7,000pt |
| 買い回り 5店舗 | +4倍 | 7,000pt前後 | 4,000pt |
| ワンダフルデー | +2倍 | 公式ページで要確認 | 2,000pt(上限次第) |
| 5と0のつく日 | +1倍 | 1,000pt | 1,000pt |
買い回りを10店舗回った月と、5と0のつく日だけを狙った月では、上乗せが7倍違います。5と0のつく日は上限1,000ポイントで頭打ちになるため、金額が大きいほど差が開きます。
税抜5万円の買い物で見ても向きは同じです。5と0のつく日の上乗せは500ポイント、買い回り10店舗なら4,500ポイントです。5店舗しか回れなくても2,000ポイントで、5と0のつく日の4倍にあたります。買い回り期間かどうかのほうが、日付より先に効いてくるということです。
買い回りの獲得上限は開催回ごとに変わります。公式ガイドの実績では、2025年4月が5,000ポイントと7,000ポイントの回。2025年10月が10,000ポイントと7,000ポイントの回。2026年2月は10,000ポイントでした。表の数字は7,000ポイントの回を前提にしています。
楽天スーパーSALEは、買い回りのルール自体はお買い物マラソンと同じです。違うのは半額以下の商品枠がある点で、年に数回しか開催されません。買い回りの倍率で選ぶならどちらも同じ、値引き自体を狙うならスーパーSALEという整理になります。
併用できるもの・できないもの
ここが判断の分かれ目です。買い回りと5と0のつく日は併用できます。楽天カードの公式ページには、ショップ買いまわりなどは「原則として別のキャンペーンとしてカウントされ、それぞれにポイントが付与されます」と明記されています。SPUも常時適用なので、3つとも同時に乗ります。
一方、日程で両立しないものがあります。ワンダフルデーは毎月1日だけの開催です。買い回りが1日から始まる回であれば重なりますが、開催日程は回ごとに変わります。重ならない月は、どちらか一方を選ぶことになります。
- 買い回り+5と0のつく日+SPU|併用可。買い回り期間中の5の倍数日に注文を寄せるだけで成立します
- ワンダフルデー+買い回り|日程が重なる回だけ可。重ならないなら、上乗せの大きい買い回りを待つほうが有利です
- 買い回りの店舗数と5と0のつく日|互いに独立しています。同じ注文が両方の対象になります
ワンダフルデーは、エントリーと期間中の購入合計3,000円(税込)以上が条件です。会員ランクなどの参加条件はありません。買い回りのない月初に少額を買うなら、1日に寄せる価値はあります。
やらなくていいこと
次の3つは、労力や費用に見合いません。
- 買い回りの注文を5の倍数日までずらす。買い回りの期間内で日付が動くだけなら問題ありませんが、期間の終了をまたぐと+9倍を失います。1,000ポイントのために7,000ポイントを捨てる形になります
- 5と0のつく日のために10万円以上をまとめる。上限が1,000ポイントなので、税抜10万円を超えた分にこの日の意味はありません。むしろ他の施策の上限にも当たります
- 分割払いで倍率を足す。手数料が発生し、支払回数によってはポイントを上回ります。ポイント目的で支払回数を増やす理由にはなりません
よくある質問
エントリーを忘れて買いました。あとから間に合いますか
その開催日のうちであれば間に合います。楽天カードの公式ページには、対象期間内のエントリーであればエントリー前の購入も対象になると書かれています。ただし日をまたぐとエントリーできません。
楽天カード以外の支払いでも対象になりますか
なりません。5と0のつく日のキャンペーン特典分は、楽天カードでの決済が条件です。ポイント払いを併用した場合、対象になるのはカードで支払った分です。
結局、どの日に買えばいいですか
買い回りやスーパーSALEの開催期間が最優先です。その期間内に5の倍数日があれば、そこに寄せます。急ぎでなく、期間中に買うものが1店舗分しかないなら、5と0のつく日に買っても差はわずかです。金額が税抜10万円を超えるなら、月をまたいで分けるほうが効きます。
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