買い回りの店舗を埋めるとき、探すべきは「安い商品」ではなく「どうせ買うもの」です。ポイントで得をしても、使わないものが家に残れば差し引きはマイナスになります。ここでは個別の商品名ではなく、1店舗を埋めるのに向いた条件と、その条件を満たすカテゴリを並べます。
先に結論
- 最優先すでに残りが少ない消耗品。買う予定が確定しているので、迷う余地がありません。
- 次点3か月以内に確実に使い切る消耗品。前倒しで買っても無駄になりません。
- 見送る1年後に使うかもしれないもの。保管費用と期限のほうが高くつきます。
1店舗を埋めるのに向いた4つの条件
買い回りで1ショップとしてカウントされる条件は、公式ガイドに書かれています。そのショップでの買い物合計が1,000円(税込)以上であることです。送料やラッピング料などは判定に含まれません。クーポンを使った場合、適用後の金額が999円(税込)以下だと対象外です。
この条件から逆算すると、店舗を埋める商品に必要なのは次の4つです。
- 税込1,100〜1,500円で買えること。1,000円ちょうどを狙うと、クーポンや値動きで割り込む危険があります
- 送料込みで判断できること。送料無料ラインは対応ショップの同一注文で3,980円(税込)以上です。1,000円台の単品では送料がかかる注文が出ます
- 必ず消費すること。使い切る日が読めないものは、割安でも在庫が増えるだけです
- 保管場所を取らないこと。詰め替え用のように、平たく積めるものが向いています
条件を満たすカテゴリ
洗濯・掃除用洗剤の詰め替え
もっとも条件に合うカテゴリです。詰め替え用は本体より単価が低く、大容量パックが1,000円台に収まります。液体は重いため、送料無料ラインに届かない注文だと送料が効きます。何個から得になるかは別記事で計算しています。
あわせて読む"詰め替え用洗剤のまとめ買いは何個から得か"浴室・洗面の詰め替え
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープの詰め替えです。銘柄を固定している人ほど向いています。使う量が月単位で読めるので、残量から逆算して買う数を決められます。
交換部品・カートリッジ類
浄水器のカートリッジ、電動歯ブラシの替えブラシ、シェーバーの替刃、掃除機のフィルターや紙パック。買い回り向きとしては、このカテゴリがいちばん効率的です。交換時期が製品側で決まっているため、前倒しで買っても必ず使います。単価も1,000円台に収まりやすく、体積もほとんど取りません。型番の互換だけは必ず確認してください。
台所の使い切り品
ラップ、ポリ袋、キッチンペーパー、スポンジ、食洗機用洗剤。単価が低いので、1,000円を超える数量パックが基本になります。スポンジやポリ袋は劣化しにくく、置き場所も選びません。
衛生用品・常備品
マスク、絆創膏、ウェットティッシュ、綿棒、使い捨て手袋。使用期限が長く、劣化しにくいものが中心です。医薬品を含むカテゴリは、店舗によって取り扱い条件が異なります。
保存が効く食品・調味料
米、乾麺、缶詰、レトルト、コーヒー豆、調味料。賞味期限が半年以上あるものに限ります。冷蔵・冷凍が必要なものは、置き場所と電気代の問題に変わるので向きません。
紙製品
トイレットペーパーとティッシュは、条件のうち3つは満たしますが、保管場所だけが引っかかります。1,000円台で買える数量が大きく、置き場所を先に決めていないと生活動線をふさぎます。ストック量の考え方は別記事にまとめています。
あわせて読む"トイレットペーパーのストック量と保管の現実解"この買い足しで、いくら戻るのか
買い回りの特典ポイントは、税抜の商品代金に対して「店舗数−1」パーセントがかかります。10店舗なら9%です。
本命の買い物が税抜21,000円あり、日用品を9店舗ぶん、各1,000円ずつ足したとします。合計30,000円で10店舗、特典は9%の2,700ポイントです。追加した9,000円ぶんの日用品を、約30%引きで買えた計算になります。これは、その9,000円がもともと必要だった場合にだけ成り立ちます。
逆に、本命が税抜3,000円しかない日に9店舗を足しても、合計12,000円の9%で1,080ポイントです。同じ手間で戻りは3分の1になります。日用品での買い足しは、高額品を買う月にまとめるほど効きます。
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条件を満たしているように見えて、実際には損になりやすいものがあります。
1つめは、生鮮食品と冷凍食品です。送料が高く、1,000円台の注文だと送料が商品代を上回ることがあります。到着日を選べない点も、店舗を埋めるための買い物には向きません。
2つめは、銘柄を決めていない化粧品やサプリメントです。合わなければ使い切れず、条件の「必ず消費する」を満たしません。
3つめは、送料を足して1,000円を超える組み合わせです。カウントの判定は商品代金だけで行われるため、送料を足しても店舗数は増えません。
4つめは、期間限定ポイントを使い切るためだけの買い足しです。買い回りの特典は期間限定ポイントで、付与から使える期間が短く設定されています。期限に追われて次の不要な買い物をすると、同じことの繰り返しになります。
よくある質問
1,000円ちょうどの商品でも大丈夫ですか
条件は1,000円(税込)以上なので、税込1,000円ちょうどならカウントされます。ただしクーポン適用後に999円になると対象外です。余裕を見て1,100円以上を選ぶほうが安全です。
同じ店でまとめて買ったほうが送料は安くなりませんか
送料は安くなりますが、店舗数は増えません。同一ショップでの複数注文は、合計が1,000円(税込)以上でも1ショップ扱いです。送料の節約額と、店舗を1つ増やして得られるポイントを比べて決めてください。
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