本記事は楽天アフィリエイトの広告リンクを含みます。価格・ポイント倍率は掲載時点のもので、変動します。

ふるさと納税を買い回りに組み込む

「ふるさと納税で買い回りの1店舗を埋める」は、長く定番の戦略でした。この前提が2025年10月に変わっています。古い解説記事の手順をなぞると、当てにしていたポイントが付きません。この記事では、変更後のルールと、いま残っている組み合わせ方を整理します。

先に結論

  • 結論2026年8月時点で、楽天ふるさと納税の寄付は買い回りの店舗数にカウントされません。ポイント付与も対象外です。
  • 残っているものカード決済に伴うポイントは、引き続きカード会社から付与されます。
  • 考え方寄付はセールと切り離し、控除上限の範囲内で、余裕のある時期に済ませるのが現実的です。

ふるさと納税の入口|何が戻ってくる制度か

ふるさと納税は、自治体への寄付です。総務省のふるさと納税ポータルサイトで説明されているとおり、寄付額のうち2,000円を超える部分が、所得税と住民税から控除される仕組みです。3万円寄付した場合、条件を満たせば28,000円分が翌年の税金から差し引かれ、自己負担は2,000円になります。そのうえで返礼品を受け取れます。

ただし、全額控除される寄付額には上限があります。上限は収入と家族構成、他の控除の状況で変わります。上限を超えた分は、控除されずそのまま自己負担です。総務省のポータルサイトに目安の一覧とシミュレーションがあるので、寄付の前に確認してください。

控除を受ける手続きは2通りあります。確定申告と、ワンストップ特例制度です。ワンストップ特例は、確定申告が不要な給与所得者などが対象で、寄付先が年間5自治体以内であることが条件です。寄付ごとに申請書を自治体へ提出する必要があり、期限は寄付の翌年1月10日とされています。医療費控除などで確定申告をする年は、ワンストップ特例は使えず、寄付分も確定申告に含めます。

控除には条件があり、個々の事情で結果が変わります。本記事は制度の入口の説明で、税務アドバイスではありません。詳細は総務省・国税庁の公開情報を参照のうえ、寄付先の自治体や税務署で確認してください。

買い回りにカウントされるのか|2026年8月時点の答え

カウントされません。制度側の変更が理由です。総務省の告示改正により、2025年10月1日から、ポータルサイトがふるさと納税に対してポイントを付与できなくなりました。

楽天市場の公式告知では、これに伴う変更が次のように示されています。2026年8月時点で確認した内容です。

  • 寄付に対する通常のお買い物ポイント(100円につき1ポイント)の付与が対象外になりました
  • スーパーSALE・お買い物マラソン等の買い回りカウントとポイント付与が対象外になりました
  • SPUの複数サービスでも、寄付はポイント付与の対象外です
  • カード決済に伴って付与されるポイントは、引き続きカード会社から付与されます

変更の前後で何が消えたかを整理します。以前は、寄付も通常の買い物と同じ扱いで、通常ポイントが付き、税込1,000円以上の寄付は買い回りの店舗数に数えられました。寄付は数万円単位になりやすいため、倍率のかかる母数としても大きく、セールに寄付を寄せる動機がありました。現在残っているのは、決済に使ったカード会社からのポイントだけです。

つまり、10店舗の1枠を寄付で埋める使い方は、現在は成立しません。買い回り期間に寄付を寄せる理由は、ほぼなくなったと考えてください。この論点は過去にも扱いが変わってきたため、寄付の前にキャンペーンページの最新のルールを確認する習慣をおすすめします。

買い回りの倍率は税込1,000円以上の買い物をした店舗数で決まる。2025年10月以降、楽天ふるさと納税の寄付はこの店舗数に入らない。
買い回りの倍率は税込1,000円以上の買い物をした店舗数で決まる。2025年10月以降、楽天ふるさと納税の寄付はこの店舗数に入らない。

それでも残る組み合わせ方

寄付そのものの価値は変わっていません。自己負担2,000円で返礼品を受け取れる構造は、ポイント変更の影響を受けません。返礼品は寄付額の3割以下の地場産品というルールで運用されており、この基準も寄付先を選ぶ目安になります。変わったのは「いつ寄付するか」の答えだけです。

時期の制約は、セールではなく制度側にあります。控除の対象は1月1日から12月31日までの寄付です。年末は申し込みが集中し、ワンストップ特例の申請期限も翌年1月10日と近くなります。駆け込みを避けて、上限額の見通しが立った時点で分けて寄付するほうが、手続きの失敗が減ります。

手続きの失敗で多いのは、申請書の出し忘れと出しすぎです。ワンストップ特例の申請書は寄付のたびに提出が必要で、年末の寄付ほど期限までの余裕がありません。また、年内に寄付先が6自治体以上になるとワンストップ特例は使えなくなり、確定申告が必要になります。引っ越しをした年は、申請書に記載した住所の変更手続きも必要になります。寄付の記録は、自治体名・金額・日付を一覧にして残してください。

買い回りの10店舗は、日用品や消耗品など、通常の買い物で埋めます。寄付が枠から外れた分、店舗数はふだんの買い物の計画で作ることになります。埋め方の考え方は次の記事にまとめています。

あわせて読む"お買い物マラソンの買い回り|10店舗の埋め方"

よくある質問

手持ちの楽天ポイントで寄付の支払いはできますか

変更で禁止されたのは、ポータルサイトによるポイントの「付与」です。支払いにポイントを使えるかは別の論点で、扱いが変わる可能性もあります。寄付先のページと楽天ふるさと納税の案内で、その時点の条件を確認してください。

2025年10月より前の解説記事はもう参考になりませんか

買い回りカウントとポイント付与に関する部分は、現在のルールと異なります。控除の仕組みや上限の考え方など、税制側の説明は引き続き参考になります。記事の公開日と、どちらの話をしているかを分けて読んでください。

セールに合わせて寄付する意味は完全になくなりましたか

楽天市場のキャンペーンとしての意味は、ほぼなくなりました。カード決済分のポイントは時期に関係なく付きます。急ぐ理由がなければ、寄付の時期は控除上限の確認と申請期限から逆算して決めるのが安全です。

あわせて読む"楽天スーパーSALEで本当に安くなるもの・ならないもの"
本記事の楽天ふるさと納税と買い回りに関する記述は、2026年8月時点で楽天市場の公式ページを確認した内容にもとづいています。確認したページは次のとおりです。楽天ふるさと納税におけるポイント付与ルール変更のおしらせ(https://event.rakuten.co.jp/furusato/notice/20250901/)/お買い物マラソン ガイド&買いまわりルール詳細(https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/marathon/guide/)。控除の仕組みは、総務省ふるさと納税ポータルサイト(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/)および国税庁タックスアンサーNo.1155 ふるさと納税(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1155.htm)の公開情報を出典としています。本記事は税務アドバイスではありません。控除には条件があり、上限額や手続きの詳細は寄付先の自治体・税務署でご確認ください。キャンペーンのルールは変更されることがあります。

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